マイレージプラスMUFGカードは、2017年2月10日請求分から追加マイルを得るために、リボ払い手数料の支払いが必須となりました。本記事では、できる限り少額の手数料で追加マイルを獲得するための具体的な手続き方法を、最新の支払いサイクルに置き換えて解説します。
2025/12/01 増額申請額で失敗をしました。同じ轍を踏まぬように、、、【失敗談】MUFGカードのリボ払い調整に失敗した話|端数が出ず追加マイルを逃した記録
■ マイル追加加算のルール(2017年2月~)
マイレージプラスMUFGカード(金色に輝いていますがこの名前です)

- 基本加算:100円=1.0マイル
- リボ払い追加加算:100円=0.5マイル
- 合計:1.5マイル(リボ払い必須)
追加マイルを得るには以下の条件が絶対です。
- リボ払い手数料の支払いが発生していること
- 翌月以降に繰り越されるリボ残高があること(楽Pay利用者)
■ リボ残高に必要な金額の目安
追加マイルの対象とするために必要な残高は次のとおりです。
- 初回残高:500〜900円
- 2回目以降:100〜200円
「初回のみ500円以上、以降は200円程度残す」と覚えておけば問題ありません。
■ 支払いサイクル(事例)
以下のように2回の支払処理を行う必要があります。
- 1回目の支払い
利用期間:2024年1月15日〜2月15日の利用分(2月23日前後で利用額確定)
支払日:2024年3月10日
→ この支払いで500円以上のリボ残高(「3月支払い残高リボ」という)を残す必要があります。 - 2回目の支払い
対象:3月支払い残高リボ + 利用期間2024年2月15日〜3月15日の利用分(3月23日前後で利用額確定)
支払日:2024年4月10日
→ この支払いで200円以上の残高を残すことで、追加マイルの対象になります。
この「1回目で残す → 2回目で手数料発生」という仕組みが、追加マイル加算のために必須です。
■ 実際の手続き方法(スマホアプリ+楽Pay)
今回は、楽Payの支払額を30,000円に設定しているケースで説明します。
① MUFGカードアプリを開く
トップの請求額をタップし、今月のカード利用明細を開きます。
② 対象となる「1回目の支払い(3月10日)」を選択
利用明細の「新規ご利用額」と、「当月お支払い後残高」を確認します。
例えば、利用額が36,0380円で支払額が30,000円の場合:
- 当月支払後残高:360,380 − 30,000 = 330,380円 ←「上記お支払い後のリボ払い残高」
このままでは3月に大きなリボ手数料がかかるため、「支払いの変更」を行います。
③ 支払い変更 → 臨時加算返済の登録
以下のポイントを確認します。
■ 残すべき金額(1回目):500円以上
残高が330,380円で、500円残したい場合:
- 330,380 − 500 = 329,880円を追加で支払う
支払い方法別の単位
| 方法 | 支払単位 |
|---|---|
| WEB臨時加算 | 10,000円単位 |
| ATM | 1,000円単位 |
| 銀行振込 | 1円単位 |
WEBなら320,000円、ATMなら329,000円を支払う形になります。
④ 手続き後の確認
請求額画面で3月23日以降に次月(4月10日支払い)の金額を確認します。
以下が確認できればOK:
- 4月10日の支払額が30,001円以上(30,000円だと追加マイル対象外)
「30,001円以上」ということは、リボ手数料が発生しているという意味です。
■ 2回目の手数料と残高の考え方
2回目(4月10日)の支払い後は、最低200円以上の残高を残す必要があります。
手数料計算は次のようになります。
- 対象期間:2月16日〜3月9日(例)
- 残高200円 × 日割り × 年率15%
手数料は非常に少額(数円)なので、銀行振込で細かく調整する必要はありません。
■ 新規でカードを取得した場合
初回支払月が変わる場合でも同じルールが適用されます。
- 1回目:500円以上残す
- 2回目:200円以上残す
もしどこかの月で手数料を支払えなかった場合も、再び同じ条件で設定し直せばOKです。
■ まとめ
追加マイルを確実に獲得するためのポイントは次のとおりです。
- 1回目支払いで必ず500円以上を残す
- 2回目支払いで200円以上を残す
- 支払額が「5,001円以上」になっているか必ず確認する
- ATM/振込/WEBの支払単位を理解して調整する
手数料は数円で済むため、非常に効率的にマイルを獲得できます。正しくコントロールすれば、100円=2マイル(ゴールドの場合)の高還元を維持し続けられます。


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